株式会社ランドフローラの正社員になるには?口コミや評判も紹介

自然が好き、花が好きで、花卉業界で働きたいと考えている方は多いのではないでしょうか。

本記事では、株式会社ランドフローラという企業に焦点を当てて採用情報を紹介します。ランドフローラは、フラワーショップ事業から造園事業など草花を用いて調和した空間を創造する事業を幅広く取り扱っており、これらの業務に従事できる即戦力となる人材を求めています。花卉業界に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

株式会社ランドフローラに転職するポイント

株式会社ランドフローラは「花と緑があふれる豊かで美しい生活環境の創造」というコンセプトの下、お花に関する事業全般を展開している企業です。コンセプトを見てもそうですが、自然を扱う事から社会貢献的な側面も強いので、そういった志がある方にとってはピッタリの企業かもしれません。

スタッフとなる場合は業種によってそれ相応のスキルを求められますが、業界内では大手と言える企業なのでまずは基本的な社会人スキルが必須となってくるでしょう。

株式会社ランドフローラの企業概要

引用:ランドフローラ

株式会社ランドフローラの企業概要は以下の通りです。

会社名株式会社ランドフローラ
本社所在地東京都世田谷区千歳台1丁目1番18号
代表取締役社長川村 秀一
設立年1998年2月
株式未上場(参考:株式会社ランドフローラ | 2023年12月21日更新 | SalesNow DB
株主株式会社日比谷花壇

株式会社ランドフローラの特徴

ランドフローラの特徴として挙げられるのは、展開している事業の多様さでしょう。詳細は後述しますが、業界最大手の日比谷花壇の子会社という事もあり、お花の事業に関してかなり広範にカバーしています。

したがって、雇用される側のメリットとして考えられるのは間口が広いという事です。さまざまな事業を展開しているので常に豊富な人材を必要としています。もともと花卉業界に携わっていた人もそうでない人も自分の能力を活かせる現場を見つけられるかもしれません。

事業内容

ランドフローラの事業内容は多岐に渡りますが、大きく分けると以下の3つです。

  • 園芸
  • ランドスケープ
  • ファーム

園芸分野では小田急沿線に点在している基本的なフラワーショップをはじめとして、法人向けのフラワーギフトや空間装飾、壁面・屋上緑化などのサービスを展開しています。

ランドスケープは「造園業」の事です。家庭の庭から公園、商業施設などの緑を管理して風景や景観に美的価値をもたらせます。

そして、お客様に自然との触れ合いを提供するのがファーム事業です。貸菜園で野菜づくりをサポートしたり、ガーデニングや直物をテーマにしたカルチャースクールなどのコンテンツがあります。

売上

ランドフローラの公式HPによると、売上高は2023年9月決算時で約31億円にも上ります。この数字は同業他社と比較しても平均を大きく上回るものです。また、直近以外の売上高も2018年が約31億、2020年が約26億、2021年が約30億円とかなり高い数字を残しています。

これらを踏まえると、ランドフローラは今後も安定して高い数字を叩き出すと推測できる業界でも屈指の企業と言う事ができるでしょう。

業界の市場規模がコロナ禍前の水準に戻っていない事を考えると、業績はもっと伸びていくかもしれません。

参考:株式会社ランドフローラの企業情報

株式会社ランドフローラの働きやすさ

転職の際にまず考えるべき事の1つとして労働環境があります。採用されてから想像と違うと思っても簡単に辞める事はできません。ここではランドフローラの労働環境について以下の4つを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

  • 年収・給与
  • 福利厚生
  • ワークライフバランス
  • 働いているスタッフの特徴

年収・給与

ランドフローラの賃金はおおむね月収20〜30万円、年収380万〜521万円の間で推移しています。ただし、これらは職種はもちろん経験やスキルによって変動するので、人によっては高くなったり低くなったりするでしょう。

特に職種による変動は大きく、例えば施工管理や建設エンジニアなどは高い賃金が期待できますが、フラワーショップの店舗スタッフなどは比較的低めの賃金となっています。自分の希望する職種と賃金が見合うかきちんと見極めましょう。

参考:株式会社ランドフローラ の 日本 での給与 | Indeed (インディード)

福利厚生

ランドフローラの福利厚生は以下の通りです。

  • 社会保険完備
  • 時間外手当あり
  • 交通費支給あり
  • 正社員登用あり
  • 賞与有り(正社員、契約社員)
  • 年次有給休暇あり
  • 慶弔休暇あり

以上を踏まえると、ランドフローラは基本的な福利厚生が整っていると言えるでしょう。ただし、これらも採用される職種や勤務形態によって異なってくるので、応募時や面接の際に確認しておく必要があります。また、夏季休暇や年末年始の休暇についてはHPには記載がなかったので、希望するのであればこちらも一緒に確認しておくとスムーズかもしれません。

ワークライフバランス

勤務時間9:30~18:30
休日週休2日制(土曜・日曜・祝日)※職種・打ち合わせの有無による
平均残業時間月20時間程度
フレックス制度有※職種による
リモートワーク記載なし
時短勤務記載なし

ランドフローラは職種によって異なりますが、基本的にはフルタイム勤務の週休2日制を採用しています。完全週休2日制を採用している職種もあるので、きちんと休みを取りたい人には安心の企業と言えるでしょう。

また、フレックス制度を利用する事もできるので臨機応変に仕事と向き合う事が可能です。気になるのは残業時間ですが、一般的な企業と差はないので不安になる必要はないでしょう。

働いているスタッフの特徴

従業員数144名(2023年9月時点)
平均年齢記載なし
平均勤続年数記載なし

ランドフローラの従業員数は144名です。これは花卉業界の中では多い方と言えるでしょう。

その他の平均年齢、平均勤続年数などの具体的な情報は公開されていませんでしたが、従業員が144名なのにくわえて中途採用で求めている人材は20〜40歳なので、幅広い年齢層の多くの人達が活躍している事が伺えます。先にも述べましたが、展開している事業が多岐にわたるので多くの人材を必要としているのでしょう。

株式会社ランドフローラの社風

ランドフローラは、もともと小田急ランドフローラという名前で活動していましたが、2019年3月に業界最大手の日比谷花壇の子会社となりました。その影響からか、近年では挑戦的な試みが評価される風土が根付きつつあります。

また、社員同士の風通しの良さも特徴の1つと言えるでしょう。社長自らがフラワーショップの各店舗を訪れたり、上司との意見交換が頻繁に行われているようです。

したがって、新しい視点を持ち込んだり上司との折衝に臆さない自信があったりする人に向いている企業と言えるでしょう。

株式会社ランドフローラの求人情報

これまで述べてきた通りランドフローラはさまざまな人材を求めていますが、2024年7月現在はHPにて3つの職種の募集をしています。ここでは募集している職種の基本的な情報を紹介するので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。職種は以下の3つになります。

  • 営業(法人向け)
  • 造園事業部スタッフ
  • 店舗スタッフ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

営業(法人向け)

ランドフローラの中核を担う部分のスタッフになります。仕事内容は法人企業における慶弔用に伴うギフト花の営業販売をはじめとして、イベント装飾などの企画デザインから施工管理、商業空間のコーディネート、キャンペーンによる販売促進などです。

企業を相手にした仕事が中心なので基本的なマナーや礼儀は必須と言えるでしょう。また、花に関する専門的な知識が求められる場面もあるので日々の勉強が重要となるかもしれません。

必要なスキル・経験

  • 営業経験者 ※花卉業界での営業経験者優遇
  • 基本的なPCスキル(Word、Excel、PowePoint)

造園事業部スタッフ

造園工事の施工管理業務、外構設計事業を担当するスタッフです。家庭の庭や街の緑をプロデュースして管理するのが主な仕事となります。景観を崩さないために地域の特徴や環境を考慮してお客様の住環境を整えなくてはならないので、繊細な作業が必要となる業務と言えるでしょう。依頼される規模によってはかなり大がかりな仕事もあるので、自然が好きでやりがいを求めている人にとっては働きたくなる職種かもしれません。

必要なスキル・経験

  • 外構・造園工事の工事現場監督などの実務経験者優遇
  • AUTOCADやExcel、Wordの操作経験
  • 1・2級造園施工管理技士があれば望ましい

店舗スタッフ

フラワーショップ各店舗での接客、販売が主な仕事です。ランドフローラでは、グル-プ会社である日比谷花壇のブランドである「HIBIYA KADAN」「Hibiya-kadan style」の2つと、「ルコネル」という計3つのブランドでフラワーショップを展開しています。これらの店頭に立って対面でお客様を満足させなくてはならないので、基本的なお花の知識はもちろん丁寧な接客技術を身に付ける必要があるでしょう。

必要なスキル・経験

  • 生花店での勤務経験おおむね1年以上の方
  • お花に負けない笑顔の方、大歓迎

株式会社ランドフローラの転職難易度

ランドフローラの転職難易度は同業他社と比較すると高いと言えるでしょう。先に少し触れましたが、花卉業界では大手と言える企業なので求職者には相応のスキルや経験が必要です。募集条件を見ても、基本的には経験者を求めているという事が言えるでしょう。

しかし、募集人数はHPで公開されていないのでどの程度の倍率になるのかは不明です。興味がある方はHPに採用担当の方の電話番号があるので、そこから連絡を試みてみるのが良いかもしれません。

株式会社ランドフローラに採用されるためのポイント

ランドフローラは、採用されれば充実した仕事をできる可能性も高いと言えます。ここではランドフローラに採用されるためのポイントを紹介するので、転職を考えている方は自身と重ね合わせて足りている部分と足りていない部分を確認しておきましょう。

転職者に求められる人物像

求められる人物像は職種によって異なりますが、例えば営業部門であれば他者との関わりが億劫ではない人物が求められるでしょう。社内社外問わず目的を共有でき、協調性を持って仕事に取り組める姿勢が大事です。

造園部門では学ぶ事が重要なので、好奇心旺盛で新しい事に抵抗がなく、反復を苦としないような人が向いています。

店舗スタッフはとにかく明るい人柄が第一かもしれません。お客様と直接対面する機会が多いので笑顔を絶やさない事を意識してください。

転職者に求められるスキル

スキルもまた、職種によって違ったものを求められると言えるでしょう。

営業部門では、基本的なデスクワークのスキルにくわえ、プレゼン能力や他社との交渉能力が重要となってきます。

造園部門では花や自然に関するより専門的な知識や技術を習得しなくてはならず、先にも紹介した通り造園施工管理技師の資格などが必要となる場面もあるでしょう。

店舗スタッフはスキルのハードルが他の職種に比べて低いですが、入れ替わり来店するお客様に対して臨機応変な対応をしなくてはなりません。立場が変われば商品の管理業務などにも携わる可能性があるので、数字にもある程度慣れておく必要があるでしょう。

株式会社ランドフローラに採用されるまでの流れ

これまでランドフローラへの転職に関する情報を紹介してきましたが、ここでは採用されるまでの具体的な流れを解説します。あくまでも一例ですが、ある程度頭に入れておけばいざ応募した時にスムーズな対応が可能なので、確認しておきましょう。

応募

ランドフローラへ応募する際は公式HPから採用担当の方へ電話、メール連絡する事になります。公式HPにアクセスすると右上あたりに「採用情報」という箇所があるのでクリックしましょう。すると求人情報の画面に移り、各職種の連絡方法が記載されているので指示にしたがってください。

面接(2回程度)

応募が済んだら、次は面接です。採用担当を中心とした会社の方々と質問のやり取りをする事になります。

志望動機などの基本的な質問にくわえ花卉業界での職歴や経験を問われる事になるでしょう。もし花卉業界に携わっていた事があるならば、業界に貢献した事や仕事を通して成長できたエピソードを用意しておくのが無難でしょう。経験がない場合は日常生活の中での職種に応じたエピソードで構いません。自然を扱う特殊な業界なので、知識がない場合でも視点の置き方によっては興味を持ってもらえる可能性があります。

筆記試験

職種によっては筆記試験がある場合もあります。内容は公開されていませんが、おそらく適性、性格検査、もしくは他社と同じような一般常識のテストでしょう。一般常識のテストの場合、範囲が広範なので特別対策するというよりは日々の積み重ねが重要です。

その他、即戦力としての採用を考えている場合は専門知識を問われる場合もあります。

株式会社ランドフローラの採用に関する口コミ

最後に、ランドフローラの採用に関する口コミを紹介したいと思います。

ランドフローラの情報を集めていくのに伴って、働きたいという気持ちが強くなっているかもしれません。しかし、何より気を付けたいのは想像と現実のギャップです。客観的な他人の評価を見て、自分がどうしたいのかもう一度考えてみましょう。

家族との時間は増え充実しています

「先輩社員の方々にご指導いただきながらさまざまな種類の現場に携わらせていただき、仕事はとても充実しています。私生活も3人の子供の学校行事などの際は、有給休暇を取得してきっちり休めるので前職の時よりも家族との時間は増え充実しています。」

引用:転職してみてどうですか?小田急沿線に事業展開するランドフローラへの転職者3名に突撃インタビュー!

完成した時の達成感がやりがいです

「緑に興味があったので施工管理の経験を活かせる造園業の施工管理職を検討しました。同じ施工管理といえども、土木と造園では内容が異なり覚える事がたくさんあるので勉強中です。以前の仕事にはなかったデザインの良し悪しや完成した時の達成感がやりがいです。」

引用:転職してみてどうですか?小田急沿線に事業展開するランドフローラへの転職者3名に突撃インタビュー!

頑張りがしっかりと給与に反映される

「周りの皆さんに気をつかっていただき、事務所内でよく声を掛けてもらったのを覚えています。直属の上司から時に厳しさもありながら、粘り強く基本的な事から教えていただきました。頑張りがしっかりと給与に反映されるますので、やる気がある方はぜひチャレンジしてみてください!」

引用:転職してみてどうですか?小田急沿線に事業展開するランドフローラへの転職者3名に突撃インタビュー!

まとめ

ランドフローラはフラワーショップをはじめとして、造園や装飾など多様な事業を展開する花卉業界の中でも屈指の企業です。

「花と緑があふれる豊かで美しい生活環境の創造」をコンセプトに、家庭だけにとどまらず商業施設や公園などありとあらゆる空間をプロデュースするので、専門的な知識や技術が求められます。ただしこれらは入社後に身に付ける事も可能なので、まずは挑戦するという姿勢が大事と言えるでしょう。

転職を考えている方は、まずHPを訪れてみて、気になるところがあれば問い合わせてみてください。