株式会社ミヨシグループってどんな企業?評判や求人情報を紹介
世田谷区
東京都
株式会社ミヨシグループは、多岐にわたる事業を展開し、国内外で活躍している企業です。長年にわたり培った信頼と実績をもとに、さまざまな産業分野で高い評価を得ています。
そこで本記事では、株式会社ミヨシグループの事業内容や企業の評判に加え、求人情報についても詳しくご紹介します。
ミヨシグループに興味がある方や、転職を検討中の方はぜひ参考にしてください。
株式会社ミヨシグループの企業概要
株式会社ミヨシグループへの転職を成功させるためには、しっかりと事前準備をしておくのがおすすめです。ポイントをおさえて転職活動をした方が状況を整理しやすいですし、面接などを通して、調べた情報が役立つ可能性もあります。
まずは、株式会社ミヨシグループとはどんな企業なのか見ていきましょう。
会社名 | 株式会社ミヨシグループ |
本社所在地 | 東京都世田谷区八幡山2-1-8 |
代表取締役社長 | 三好正一 |
設立年 | 1949年4月1日 |
株式会社ミヨシグループの特徴
引用:ミヨシグループ
株式会社ミヨシグループは、切り花・鉢物・花壇・栄養野菜に関する品種開発や販売を行っている総合種苗メーカーです。国内だけではなく、海外にも取引先があり、グローバルに活躍しています。
事業内容
ミヨシグループは総合種苗メーカーです。
中でも株式会社ミヨシグループはグループ全体の統率者として、企業の経営戦略や意思決定に関する役割と言えます。傘下となっている事業会社3社のマネジメントを行っており、経理・人事・資産管理などを通して、円滑な企業経営をサポートします。
グループ全体を通しては、営利切花・野菜種苗の研究開発や、花・野菜類の生産、販売が中心です。この活動を通して、花や野菜の安定供給に貢献している企業と言えるでしょう。
売上
株式会社ミヨシグループの売上高は、2023年3月期の実績として、グループ4社合計で54億円となっています。種苗大手3社は500億円を超えているので、売り上げ規模的にはやや控えめと言えます。
ただ、市場での存在感については、必ずしも売上通りとは言えません。株式会社ミヨシグループは独自開発した品種などで、一定のジャンルでは国内トップシェアを誇っています。全体的な売り上げでは主要メーカーほどの規模がなくても、国内トップの分野を抱えている点、また海外でのシェアが高めな点が、経営上の強みと言えます。
株式会社ミヨシグループの働きやすさ
事業内容や職種なども重要ですが、長続きするか、やりがいを感じられるかについては、働きやすさが大きく影響する部分です。実際に就職してみないとわからない部分もありますが、ここでは実際の先輩たちの口コミなどもチェックしながら、働きやすさについて見ていきましょう。
年収・給与
株式会社ミヨシグループの求人情報を参考にすると、年収は350万円から500万円程度になると考えられます。もちろん、長く勤務して業績を積んでいけば、これ以上の年収も可能かもしれません。ただ、実際に転職した際には、300万円から500万円位が現実的な見込みになると考えて良いでしょう。
年収に開きがあるのは、経験やスキル、職種などによって給与に差があるのが理由のようです。英語スキルが役立つ海外営業では高め、生産管理や研究開発で未経験だと、350万円位からのスタートになりそうです。
参考:株式会社ミヨシグループの平均年収、年間給与所得情報 − 転職ならdoda(デューダ)
福利厚生
株式会社ミヨシグループは正社員での雇用ということもあり、福利厚生も充実しています。
- 社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労働災害補償保険(労災))
- 確定拠出年金制度
- 中退共制度
- 財形貯蓄制度
- 定年再雇用制度
- グループ互助会制度
- 若年層向け社宅制度
- 育児短時間勤務制度(小学校未就学児に限る)
- サークル活動
- 社員研修旅行
- 永年勤続表彰など
育児短時間勤務制度や若年層向け社宅制度なども用意されているので、子育て世帯でも安心です。ほかには従業員の結束を強めつつ息抜きにもなる社員研修旅行も用意されています。
ワークライフバランス
株式会社ミヨシグループのライフワークバランスは以下の通りです。
勤務時間 | 8:30~17:30(実働8時間) |
休日休暇 | 完全週休二日制(土・日休み)祝日 |
平均残業時間 | 1か月当たり10時間 |
フレックス制度 | 記載なし |
リモートワーク | 隔週1、2回可能 |
時短勤務 | あり |
育休あり、育児短時間勤務制度もあるため、小さなお子さんのいる家庭でも働きやすいでしょう。
働いているスタッフの特徴
株式会社ミヨシグループの従業員数の情報は以下の通りです。
株式会社ミヨシグループの従業員数 | 20名 |
グループ全体の従業員数 | 358名 |
平均勤続年数 | 13.7年 |
平均年齢 | 41.2歳 |
定着率 | 80%(2022年度実績) |
男女別新卒採用者数 | 男性11、女性10(2020年から2022年まで) |
参考:株式会社ミヨシグループの採用情報(初任給/従業員/福利厚生)|リクナビ2025
定着率は80%と高水準で、男女比率もほぼ半々と均衡が取れています。高い定着率は、職場環境の良さや働きやすさを示していると言えるでしょう。
株式会社ミヨシグループの社風
株式会社ミヨシグループは創業者の思いを受け継ぎ「物を見る目を養い、先を読め」との教えを守っており、革新的な取り組みも実施されています。INNOVTATEFORBEAUTY&TASTEのスローガンに基づいた先進的な事業は同社の強みともなっており、旧態依然とした経営ではなく、目標に向かって進歩を続ける社風があると言えるでしょう。
また、海外展開に積極的に取り組んでいて、グローバルな雰囲気になっているのも特徴です。種苗に関しては国内市場ももちろん重要ですが、今後は海外が成長のカギの一つとなる可能性が低くありません。成長や進歩性を大切にしたい方には、適した社風になっていると考えられます。
株式会社ミヨシグループの求人情報
株式会社ミヨシグループの求人情報についてご紹介します。具体的にどのような求人があるのかをチェックすることで、転職に必要な事項を把握しやすくなります。自身の強みや、足りない部分を見直す機会にもなるでしょう。
職種①海外営業
積極的に海外展開しているのが株式会社ミヨシグループの特徴の一つで、それを支える職種となります。具体的な仕事内容は、海外現地の種苗会社や代理店との取引に関する営業活動で、メール、オンラインミーティングのほかに、定期的に海外に出向いて折衝や商談を行います。
進出しているエリアは幅広く、50か国にもなりますが、基本的に英語が使える国を担当することになるようです。また、営業活動の一環として、生産計画や情報収集も含まれます。種苗は生産に時間がかかることもあり、生産計画は大切な分野です。
ほかには種苗の相談に応じるなど、多角的な業務内容と言えるでしょう。
必要なスキル・経験
- 英語のリーディングとライティング、英会話能力
- 海外営業の職を通じて、世界に同社の種苗を紹介、流通させるのにやりがいを感じられること
- 海外出張や海外勤務など、グローバルな活動に対応可能なこと
- 種苗や花と野菜についての栽培など、技術や知見を学ぶ意識を持てること
引用:【山梨/北杜市】海外営業~総合種苗メーカー◆国内シェアトップクラスの品目多数/残業10h
職種②生産管理
国内でも多数のトップシェアを誇る同社の種苗、花、野菜の生産をマネジメントする仕事です。流通を安定させ、しっかりと製品を供給するために重要な役割と言えます。
具体的には、生産計画の立案と実施のほか、納期調整など出荷に関する手続きも担うようです。もちろん、サプライヤーや外注先のほか、自社拠点との折衝や調整も任されます。また、種苗や各種製品の在庫管理も、生産管理の担当範囲です。
商品別に管理担当者がいるようで、最初は小規模な売り上げの商品から始めるとされています。生産体制をしっかりと指揮する点で、責任もありますがやりがいも感じられる職種でしょう。
必要なスキル・経験
- Office(Excel)など表計算ソフトの操作スキルを持っていること
- ビジネス資料作成の経験やスキルを持っていること
引用:【北杜市】生産管理<事務職/納期調整や在庫管理など>/花や果物の苗や種を取扱い/未経験歓迎!正社員 株式会社ミヨシグループ
職種③野菜苗・花苗の生産スタッフ
株式会社ミヨシグループの製品を、実際に生産するのが仕事です。生産計画に基づき、花や野菜、種苗をしっかりと栽培し、育てていきます。
具体的には、播種(種まき)と灌水(水やり)、薬剤を与えてプラグ苗を育てていくのが基本です。育てる品種は多彩で、同社が得意とするイチゴも含まれます。また、正社員としてバイトやパートスタッフへの指示、管理なども担うようです。
ほかには、生産計画の立案や、出荷の調整なども対応範囲になり、生産に関しては、かなり幅広い範囲をカバーすることになりそうです。
デスクワークも業務内容の一つで、発芽のチェックや在庫管理や報告書の作成などもおこないます。
必要なスキル・経験
- 普通自動車運転免許(AT限定でも可能)
株式会社ミヨシグループに採用されるためのポイント
株式会社ミヨシグループに採用されるために、チェックしておきたいポイントをご紹介します。転職者に求められる人物像やスキルについて見ていきましょう。
転職者に求められる人物像
事業内容がイノベーションや海外展開など、挑戦的な内容となっているのが株式会社ミヨシグループの特徴です。このことから、転職者に求められる人物像はまず、チャレンジングで意欲的な方が挙げられるのではないでしょうか。
植物や栽培など、業務上必要な専門知識を学んで、前向きに努力できる方だと適性が高いでしょう。また、同社は採用時点では、そこまで高度な専門スキルや知識は要求していないと言えます。そのため、報告や連絡相談ができるか、株式会社ミヨシグループのビジョンに共感できるかなど、基礎的な部分が問われる可能性があるでしょう。
転職者に求められるスキル
転職者に求められるスキルは、職種によって違いがあります。特に海外業務に関しては、英語力が必須となっています。英語の文章作成と読解、英会話が業務上必要です。この点はTOEICの高得点保持者など、英語資格が武器になるでしょう。
ほかの職種では、オフィスソフトの使用が求められています。表計算ソフトの使用が前提となるので、こちらもMOS試験などの資格を持っていると有利に働く可能性もあるでしょう。
株式会社ミヨシグループに採用されるまでの流れ
株式会社ミヨシグループに転職する際に気になる、選考から採用までの流れについて見ていきましょう。書類選考から始まり、面接や適性検査などがあります。自身の強みや、同社のニーズなども踏まえながら、準備していきましょう。
書類選考
まずは、やはり書類選考からとなります。応募はWEB上からも受け付けているので、エントリーシートを送付しましょう。
意欲採用の職種もあり、そこまで難易度が高い要求もありませんが、やはりミスマッチを起こすと書類選考の段階で不採用となります。
各職種の応募条件をしっかりとチェックしてから記入しましょう。特に、一部では必須の資格や年齢制限がありますので、これと合致しないと採用される可能性は低くなります。
書類選考の段階でアドバンテージを得るためには、やはり、自身が会社にとって大きく貢献できることを示すのが大切です。自身の強みやビジョンなどを上手に盛り込んでいきましょう。
一次面接
書類選考に通過したら、担当の面接官と、実際に会話していきます。一次面接は傾向的に、採用の基礎となる情報を集めるケースが多いのが特徴です。
株式会社ミヨシグループの場合も、一次面接では志望動機や自己PRのほか、就労条件などを確認するのが中心かと予想されます。ただ、変則的な質問が来る可能性もあるので、栽培や植物の基礎知識、同社の社風などはチェックしておいても良いかもしれません。
適性検査
適性検査が実施される職種もあります。標準的な企業の採用としては、SPIなどが実施されるのが基本です。株式会社ミヨシグループの場合、内容は公表されていませんが、各職種にそったテストが用意されている可能性もあります。英語が求められる場合は、英語力が試されるような内容があるかもしれません。
最終面接
これまでの試験を無事通過した場合、最終面接へと進みます。最終面接では、会社にとって相応しい人材かどうかを確認することが多いです。人間性が問われるケースが多く、意欲が低かったり社風に合わないと判断されたりすると、落選となる可能性もあります。特に、形式的な顔合わせだと油断している場合や、役員を前に混乱した場合などで、落選するケースがしばしばあるので、最後まで気を引き締めていきましょう。
株式会社ミヨシグループの採用に関する口コミ
実際に働いている人や、職場の内情を知っている人からの意見はやはり気になるものですよね。最後に、株式会社ミヨシグループの採用に関する口コミをご紹介します。
口コミ①給与面は安定的な評価が多数
働く際にはもっとも気になると言えるのが、給与面です。
株式会社ミヨシグループはおおむね、給与については満足との意見が多くなっています。月給も不満が出るほど低くはなく、納得できる範囲のようです。その上で賞与がしっかりと出るのは、喜ばしいポイントでしょう。複数回の実績があり、前向きに評価されている口コミも見当たりました。ただ、一部で残業代などに関して、不満の声も見られました。
口コミ②働く環境はおおむね良好
株式会社ミヨシグループの職場環境は、おおむね良好のようです。パートスタッフとの関係が良いなど、良好な人間関係の下で働けている方も散見されます。やはり植物を扱う職場ですから、のんびりとした雰囲気になりやすいのかもしれません。
その反面、日本の会社らしく、年功序列によって閉塞感があるとの口コミも見当たりました。ただ、そこまでこちらの意見は多くないようです。
口コミ③スキルアップや教育制度には課題あり
会社自体は海外展開や、イノベーションを重視して挑戦的な経営を目指しています。海外進出の影響でグローバルな雰囲気があるのも特徴です。ただ、実際に社員が成長する過程となると、やや改善を求める意見が見当たりました。
社員のモチベーションや要求などで若干齟齬が生じたと推察されますが、このようなミスマッチはどの職場でも起こりえます。
まとめ
本記事では、株式会社ミヨシグループについてご紹介しました。株式会社ミヨシグループは国内でも上位の規模を誇り、先進的な取り組みと海外展開で、成長が期待される総合種苗メーカーです。社員からの評価も上々で、種苗メーカーや植物栽培関係の仕事が気になっている方は、ぜひチェックしておきたい企業と言えるでしょう。
転職を検討する際には、最新の情報をしっかりと把握して、ミスマッチを防ぐことが重要です。興味がある方は、積極的に情報収集していきましょう。
本記事は、2024年11月時点の情報に基づいて執筆しています。掲載されている求人情報や採用プロセスは、今後変更される可能性がある点をご了承ください。
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